【基本編】スキムボードでターンする為の練習法①スピードラン編

HOW TO

テイクオフは出来る様になったけど全然ターンが出来ないよ!

テツ
テツ

スキムボードでのターンは非常に難しいので練習法を学びましょう!

筆者はこんな人

末に海に出没する会社員スキムボーダーです。 スキムボードの大会ではプロクラスの入賞経験もあり欧州を飛び越え世界的に人気のあるボードメーカーDOGFLUT SKIMBOARD
のライダーとして活動しています!

今回はバックサイドでのスピードランの解説をしていきます!!

主な内容

  • ターンの前にテイクオフがちゃんと出来ているかチェックしましょう!
  • スキムボードでレールを入れて曲がってみましょう!
  • スピードランという練習法があります
  • 波の選び方を学ぼう!
  • 実際に波を使いながらスピードランの練習をしましょう!
  • 何回もチャレンジ!!!
  • 目線と肩の位置を意識しましょう!

目次

ターンの練習をする前に!

テイクオフが安定して波に届けるようになっていますでしょうか?
波を使ったターンをする際はテイクオフのスピード、滑走距離、ボードコントロール、安定性など重要な事が増えます!
ターン練習をする前にテイクオフがどの程度上達したかチェックしてみましょう!

テイクオフが出来ているかチェック!

  • 全力疾走が10だとして5~6くらいのスピードでオンボード(乗り込み)できる
  • 5m以上水面をビーチスライド(滑走)する事ができる
  • ボードに乗っているときに回転せず行きたい方向にノーズ(先端)が向いている
  • 10回中6回程度安定してビーチスライドする事ができる

等々    

まだまだテイクオフが安定しない方は

【初心者必見!】スキムボードのテイクオフ練習法
という記事をご覧ください

スキムボードでレールを入れて曲がってみよう!

スキム初心者の方はスキムボードで曲がると言われてもどのように練習していいかわからないと思います!
無理に曲がろうとしてもレールが地面に突き刺さってしまったり、レールを入れすぎて前のめりに転倒する事が多いですので注意が必要です!

レールを入れるって何?

レールとはボードの側面の事を指します!
スノーボードやスケートボードなどと一緒でボードを傾ける事によって曲がっていきます。

浅瀬でレールを入れても地面で擦れて曲がらないよ!

そこでスピードランという波のタイミングを計ってレールワークを練習できる方法があります!

スピードランとは

波の無い日はスピードラン

ビーチスライドをしながら波がブレイク(崩れて)打ち寄せている状態のパワーを利用してレールを入れて曲がる技術です。

波のタイミングを読んだり安定したテイクオフ技術が必要になってきますので難しいですがチャレンジしてみると良いでしょう



波のタイミングがどうしても読めない方は比較的タイミングのとりやすいスープターンから練習するのもおすすめ!

スキムボードでターンする為の練習法②スープターン編

レールの入れ方

板を傾けて曲がるのは分かったけど何を意識していいかわからないと思います
ボードを傾ける際のポイントを解説します

レールを入れるには上半身を傾けます!

板を斜めに傾けるには足首や下半身でボードを操作すると思いがちですが、脳から遠い場所は繊細に動かしたりコントロールすることに向いていません。

首の動きと足首の動きのどちらが繊細に動くか試してみてください。

大切なことは上半身を先に先行させる事です。
これも個人差がありますが私はみぞおちを意識し先行して体を傾けボードをコントロールしています!
人によっては首の付け根を先行する方がしっくりくる方もいるでしょう!

スピードランの為の波の選び方

この練習は波選びが非常に重要にです!
波も一定ではない為チャンスを逃さないテイクオフの技術が大事になってきます
スピードランがしやすい波の選び方を解説しましょう

  1. 大まかに波の大きさ強さを大中小に3段階に分けます
  2. スピードランはサンド(濡れた砂)からウォーター(水深5㎝程度の厚い所)に移れるように波を選びますのでスキムゾーン(濡れたサンドの面)が広くなる大あたりの波が来るのを待ちます
  3. 次の波でパワーが強くなる中~大の波を待ち、チャンスが来たらサンド面にテイクオフします
  4. 3で来た打ち寄せるスープの終わりに差し掛かった所でレールを入れます。
    この時にはちょうど良い深さになるので重心をつま先側に傾けます
  5. 岸に打ち寄せる勢いを利用してレールを入れ曲がっていきます
  6. パワーをもらって岸に上陸できたら上出来です!

実際の画像で波の選び方とスピードランの練習を解説します!

実際に波選びからスピードランまで通しで見てみましょう

かなり波の無い状況ですのでタイミングがシビアでした

波の状況に合わせチャンス待ちましょう!

何回もチャレンジしてみよう!挫けない為のアドバイス!

む、難しくて全然できない。。。

スピードランはテイクオフ、波選び、レールワークとやることがいっぱいです!
最初からできる人なんていないので怪我せず挫けず何回もチャレンジする事が大切です!

挫けない為のアドバイス!

  • サンドでのテイクオフから水深があるところに移るタイミングでレールを入れやすくなる所を探しましょう!
  • なるべく水の打ち寄せる勢いが強いうちにテイクオフしレールを入れれるようにします
  • レールを入れる時に前に倒れるとレールのいれすぎ、いきなり倒しすぎの傾向があり
    徐々にレールを入れたり弱めにボードを傾ける。
  • 後ろに倒れる場合はレールを入れるタイミングが遅れているので少し早めにレールを入れましょう!
レールの入れすぎで前のめりで倒れるの図

この辺りを意識して何回もチャレンジすることが出来たら上達間違いなしです!

目線の向きと肩を開かない!

レールを入れて波からパワーをもらう事ができるけど大きく曲がらない場合。
目線が下を向いていたり、前の肩が開いてしまいレールが入らない等細かいところも気に掛けるとgood!

  • 目線を行きたい方向に向ける
  • 肩又は肘を行き先に向けると肩が開きにくくなる
  • 目線を終着点に持ってきて体幹→ボードのノーズも追従するようにする

目線→肩→体幹→下半身→ボードの順で連動していきますので意識すべきは目線です!
下半身は波のパワーに合わせてボードの傾きを調整しながらレールを入れつつターンできるといいですね!

これが出来れば波を使ったターンは目前!

スピードランは難しいですが、ターンをする上で欠かせないレールの使い方を習得できます!
私はこの練習法を知らずにいた頃、ターンがなかなか出来ず悔しい思いをしました!

スピードランはスキムボードの上達の早道になります!

ぜひこの夏はターンに向けてチャレンジしていきましょう!

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