【SKIM中級者】フェイス(波の斜面)を使ってターンしよう

ターンのコツ

最近喜ばしい事にブログに書いてほしい記事のご要望をいただく事が増えて有難いです!
マイペースながら重要があればあと最低1年間は記事の更新をしていきたいと思います!

やはりスキムと言ったらパワフルなショアブレイクでのフェイス(波の斜面)を使ったターン!!
難しい、どうやればいいのか教えてほしいという方が多いので記事にしてみようと思います。

筆者はこんな人

週末に海に出没する会社員スキムボーダーです。 スキムボードの大会ではプロクラスの入賞経験もあり、欧州を飛び越え世界的に人気のあるボードメーカーDOGFLUT SKIMBOARD
のライダーとして活動しています!

目次

フェイスターンとは

波のフェイスを使ったターンの事です。スープターンやスピードランよりテイクオフやレールワークの技術が必要になってきます。
波に乗る感覚が爽快でスキムボードをより楽しめる様になると思いますので頑張って習得していきましょう!

波のフェイスとは?

 波のトップからボトムまでにいたる斜面の事です
スープターンやスピードランと違い、フェイスでのターンはレールワークの技術がより必要になってきます。
上級者になるとフェイス上でパワーを貰いながらマニューバーを描き、ライディングする事が出来ます。

フェイスターンに適した波とは

一概に波と言っても、環境や潮汐などで一日でも変動が大きく、スキムに適した波がいつも来るわけでは有りません。
どのような波が適しているか簡単に解説します。

①波の形が良いか
②自分のテイクオフの距離内か
③技量にあっているか

と言っても詳しく解説すると長くなりすぎるので動画で見てみましょう

悪い波の例

ビーチの砂質が砂利や凹凸が原因でこのようにフェイスが張らない波はターンに向いていない

出来ない事は無いんだけど。。。

良い波の例

このようにフェイスがしっかり張っているほうがターンは行いやすいです。

テイクオフで届く距離を狙う

初心者のうちは近めでブレイクする波を狙っていきましょう

技量にあった波で行いましょう

初心者のうちは大きな波に行くと怪我する可能性がある為、はじめは小さめの波で行なうことをお勧めします。

ターンの為のポイント

ではフェイスを使ったターンを行う為の練習とポイントをまとめてみます

レールワークについて

ボードを傾けの両端のレールを水面に入れたり抜いたりし、進行方向を変えたりする事をレールワークと言い、ターン時は波の力を上手く使い加速を生み出すことも可能です。
スケボーなどで曲がる動きに近いですね!

レールを入れるタイミング

①波のボトムでボードを傾け波に対して曲がっていきます。


②波のフェイスにレールを入れ続けます


③波のトップにはボードが平行又はノーズを先行したい方向に向いてる様にします


④フェイスを下ります

流れを把握した所でポイントを解説します

①ボトムでのレールワーク

波のフェイスに対してボードのレールを沈ませ曲がる事がきっかけとなります
波に対して直角にテイクオフするほど大きくレールを入れ曲がらなければいけないので難易度が上がります。
初心者のうちは浅い角度からテイクオフする事をお勧めします。

ボトムで上手くレールが入れられない方はスピードランを練習すると良いでしょう

【基本編】スキムボードでターンする為の練習法①スピードラン編

②フェイスでのレールワークについて

ボトムでのレールワークが上手く行くと波のいい時はそのままターンする事が出来ます
フェイスのパワーが無く沈んでしまう場合があります。
その場合ボトムからレールを入れながら波のトップ方向へボードを曲げる為、抜重をしながらレールを入れなければなりません。
ここで一つ過重抜重について解説します。

過重抜重とは

しゃがんだ状態(荷重)からジャンプ(抜重)するようなイメージでボトムからトップにかけてレールを入れます。
腰を落とし伸びあがるような意識で抜重することでレールをフェイスに入れながらターンをすることが出来ます。
特に波のパワーが弱い場合は特に抜重を意識して行うと波の前に出やすくなります。

③波のトップでの対処法

波のトップではパワーがあるので上手くレールが入れば押し返してくれます。
どのようなマニューバをするかによって違いますが通常のリッピングでは波のトップではボードが平行になっている様にするとメイク率が上がると思います。

用語がわからない方はコチラ
スキムボードってどんな波の乗り方があるの?ターンの種類を解説!

④フェイスを下りましょう

波のトップから波を下る際は行きたい方向に目線を向け、下りでは過重を意識し加速しながらフェイスを下りましょう。
通常のリッピングでは岸に目線を向けると成功しやすいと思います

よくある失敗パターン

ではよくある失敗パターンからワンポイントアドバイス!

前に倒れる:後ろに板を飛ばしてしまう

  • レールの入れるタイミングが早い、若しくは急にレールを入れている。
  • 波のパワーが弱い時にテイクオフしている。
  • 波のパワーを貰いやすいタイミングでテイクオフし丁寧なレールワークを心がけましょう。

後ろに倒れる:波に弾かれる

  • レールを入れるタイミングが遅い又はレールが入っていない為波に弾かれる。
  • 波のパワーが強いタイミングでレールを入れている
  • 波が割れきる前に早めにテイクオフを行い早めのレールワークを心がけましょう。

曲がりやすいボードを使ってみる

ボードの形状によってもレールが入れやすいボードがあります。
基本的には幅が細めの形状でピンテールの形状がレールを入れやすい傾向にあります。

ターンしやすいおススメボード

DOGFLUT Probot 3.0 Ultimate

私が使用しているモデルになります!Probot 3.0の素材により程よいフレックスとUltimateシェイプで鋭いターンが可能なモデルです!

DOGFLUT Tower Clasico(サイズ MS)

オールカーボンと硬めのコアのTowerモデルで反応が良く、Clasicoシェイプはターン反応やテイクオフの安定感があり高いレベルで融合されているモデルです。

その他のボードスペックを確認したい方はコチラ

ターンが出来たら楽しさが広がる

スキムボードのターンが出来る様になると波のパワーや滑走するスピードを感じられドハマりする事間違いなし!!
このブログを見てターンできる方が増えていくと嬉しいですね!

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