スキムボードってどんな波の乗り方があるの？ターンの種類を解説！

スキムボードってどんな波の乗り方があるの？サーフィンみたいに技とかあるの？

tetsu

もちろんです！波次第ではサーフィンみたいなロングライドも可能です！
ターンの種類も色々あるので今回はスキムのターンやベーシックなトリックを解説をしていきましょう！

筆者はこんな人

週末に海に出没する会社員スキムボーダーです。スキムボードの大会ではプロクラスの入賞経験もあり欧州を飛び越え世界的に人気のあるボードメーカーDOGFLUT SKIMBOARD
のライダーとして活動しています！

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スキムボードは大きく分けて2パターンのライディングがある

スキムボードはバックサイド、フロントサイドという2通りのターンがあります。
スノーボードやサーフィンなど他の競技と共通していますが,スキムボードは岸から波に乗る為、わかりにくいので解説します。

バックサイドターン

スキムでいうバックサイドターンとはターン時に背中側で波を受けてライディングする事です
フロントサイドターンよりレールを入れやすい人が多く、難易度の高いライディングをしやすいです

フロントサイドターン

ではフロントサイドターンはターン時にお腹側で波を受けでライディングする事です
過重を背中側に傾ける為レールコントロールが難しいですが波を見ながらレールコントロールができる為タイミングは計りやすいです！

マニューバーの種類

マニューバーとは、本来は航空機の機動、動き方のことですがスキムやサーフィンなどのウォータースポーツでは「波のライン取り」のことです。
テイクオフからフィニッシュまでトリックや技を含めた一連の流れを言います。
スキムボードではバックサイドかフロントサイドで波に対してどのような軌道を描く(マニューバーを描く)かで難易度や大会での得点の高さに関わります。

リッピング

波のリップで板を返して波を下るマニューバーです。スキムボードでは基本的なターンで難易度も低めです

ダウンザライン　DOWN THE LINE(流し、ライナー)

波がブレイクしていく方向へ滑り降りるマニューバーをダウンザラインと言い、波にレールをかませながら長く波に留まりライディングします

ラップターン(wrap)

スキムボード特有のマニューバーでこれが出来たらスキム上級者！と言われています。
波のフェイス(斜面)を円を描くようにターンします。
波を見る目と波が崩れるまでにターンを完了するテイクオフスピードや強力な波の力を受けながら正確にボードをコントロールする技術を必要とします。

レイバック

スピードと波の力を利用して、背中側に倒れこみながら後ろ足を蹴り込み、スプレーを飛ばしながらボードを動かす技術のことです。高いレールワークの技術や早い重心移動が必要です

チューブライド(バレルイン)

チューブライドとは波がトンネルの様に巻いている波を滑る事です。またはバレルとも言います
インサイドブレイクでのチューブライドは条件が揃わなければ中々できません。
スキムボードでの最高難度の技でしょう。チューブを抜けられたら最高の気分ですね！
ラップターンやダウンザラインでのアプローチでチューブを狙う事が出来ます

フローター

崩れてくるスープの上に乗り上げて、その上を走るテクニック。

トリックの種類

スキムのトリックはサーフィンの様なフィンが無いため、ボードを回転させる技が多くスケボーの様なトリックが可能。
ウェーブライド中にトリックをどこで仕掛けるか、技の完成度や難易度によって点数が変わります。

ショービット(SHOVE-IT)　3、5、7ショービット(360°　540°　720°)

ショービットはライディング中にボードを蹴り180度横回転させボードをキャッチするトリック。
180ショービットは難易度は高くないがホップさせたり波の上で行うなど使い方によってはかっこよくメイクする事が出来ます。
3ショービットは板を空中で一回転540ショービットは一回転半、720ショービットは板を2回転してキャッチします。3ショービットから難易度が跳ね上がります。